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要支援の方もご利用いただけます

要支援の方の訪問看護も、アップでは楽しみながら介入させていただいております!

 

日頃は奥様と2人暮らしの利用者様ですが、月に2回の訪問看護をご利用いただき、健康チェックや既往にある疾患の観察、前回訪問時から体の異変や不調がないかなどを確認させていただいております

 

観察をさせていただいた後は、ラジオ体操やストレッチを一緒に行い、そのあと家周辺の散歩に同行させていただいています

散歩の最中は、歩き方や姿勢、下肢の上り具合、体力などを観察しています

 

 

日頃から健康的な食事内容を考えたり、毎日散歩をしたり、買い物の際にも歩いて出向いたりと、身体には気を使っていらっしゃるので、この状態を維持していけるよう、予防看護として訪問介入させていただいています

 

 

季節や天気の話、テレビでの話題や身内の話など、散歩をしている間に様々な情報を共有しています

お話しを通して家庭での関係性や、精神面の安定性などもアセスメントしています

 

 

暑くなってきたこの季節、お互いに水分・塩分補給を行いながら、ADL維持・向上に繋がるように、また、身も心もリフレッシュできる楽しい時間となるように、これからも介入していきます

 

 

処置の成果

今担当させていただいている利用者様に、足の傷があり、処置を必要としている方がいらっしゃいます

 

訪問日数は毎日30分の訪問で、足浴から始まり、洗浄、傷口の処置、下肢のマッサージをセットとして介入しています

 

 

既往歴に糖尿病があるため、傷の治りが悪い状態にありました

毎日観察と処置等を繰り返すことで、日に日に状態が改善していき、ご本人様も「ほかの病院では切り落とさないとだめって言われたことがある。すごくショックだった。毎日来てくれて、丁寧に処置をしてくれてありがとう。」とお言葉を頂きました

 

 

目的としては、傷を治癒させることですが、足浴の際には、リラックスして頂けるよう、お湯の温度を調節したり、処置後に下肢のマッサージも行うことで、循環不全を改善させるだけでなく、「気持ちのいい時間」と思って頂けるようにケアをしています

 

 

またご本人様にも、歩き方の指導や疼痛発生時のアドバイスも行い、日頃からご自身での悪化予防に努めていただけるよう介入しています

いつまでも自分の足で歩けるように、そして痛みなく生活ができるように、真剣に向き合っています

 

 

他の訪問サービスも利用されている為、現状を共通認識できるよう、また、禁忌事項なども守ってもらえるよう、連携ノートを活用しています

ポイントの詳細をメモに残したり、口頭での説明をしたりして、多職種との横の繋がりも大切にしています

 

 

利用者様を取り巻く環境や関わるスタッフが、同じ目標をもって関われるよう、これからも意識していきたいと思います

 

 

 

利用者様のADLアップのために、これからも治癒に向けてしっかりケアしていきます

 

熱の原因は?

突然の発熱

 

身体は熱く、だるくもなり、思うように動けなくなりますよね

熱が出た際には、どうして熱が出たのか?と、原因を考えると思います

 

発熱の原因には様々な種類があり、適切な診断や対応が必要になります

 

人間の体温は、一般的には36.0~36.5℃を平熱と呼び、一定の温度を保っています

活動の有無や内容、環境によって体温の変動はありますが、一日の熱の変化はおおよそ1℃以内で、これ以上の上昇は「発熱している」状況になります

 

 

 

まず、なぜ熱が出るのでしょうか?

体温は、脳の視床下部と呼ばれる器官で調節されています

ウイルスや細菌の感染が起きると、私たちの体は防御反応として体温を上昇させ、免疫力を増強し、病原体の力を弱めていきます

 

主な原因としては、

・風邪

・インフルエンザ

・はしかや麻疹

など、ウイルスや細菌などの病原体からの感染が挙げられます

 

このような発熱時には、どこの臓器にどのような問題が生じているのか、感染症以外の原因はないか、などを判断していく必要があります

 

多くの感染症は、医学の進歩に伴い診断をすることができますが、それでも原因がわからないものもあります

不明熱の中には、悪性腫瘍(がん)に伴う熱や、薬剤性のアレルギー症状のもの、膠原病など、疾患が関わっているケースも実際に存在します

 

特に高齢者の発熱は、これら以外にも、気管支炎や肺炎のリスクも上昇してきます

加齢に伴い嚥下機能が低下すると、食べたもの・飲んだものが胃ではなく気管支や肺にはいってしまい、炎症が起きることによって呼吸器疾患を引き起こしてしまいます

 

私たちが訪問する際、必ずバイタルサインとして体温測定をしていますが、

・服をたくさん着込んでいる場合

・ふとんをかぶって眠っている場合

・空調設備を使用していないために、室温が上昇している場合

など、環境からくる体温上昇のケースもありました

 

感染症からくるものなのか、環境からくるものなのか、疾患からくるものなのか

様々な可能性を考えたうえで、なぜ発熱しているのかをアセスメントし、適切なケアができるよう心がけています

最近はコロナウイルスの流行もあるため、私たちが感染しないように、防護グッズも用意して訪問しています

 

微熱一つでも、いろいろな原因やリスクを考え、不適切な対応にならないよう、主治医との連携をし、独断で判断しないように注意しています

 

少しでも体の不調を感じたら、早めに医療機関に相談するよう心がけ、健康に生活できるようにしていきましょう

旬の野菜を食べよう

旬の野菜は、栄養が高く、体に必要な栄養素がたくさん詰まっています

 

夏野菜には、水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、身体にこもった熱を身体の中からクールダウンしてくれます

 

夏野菜は、トマトやキュウリなど生で食べられるものも多いので、夏に不足しがちな栄養素を簡単に補給できます

キュウリやトマト、ピーマン、ゴーヤ、ナス、トウモロコシ、カボチャなどがあり、濃い、ハッキリした色の野菜がその特徴といえます

暑さにより食欲も落ちるこの季節、カラフルなビタミンカラーは食欲を刺激し、含まれている栄養素とその効能は、夏にぴったりと言われています

 

 

私たちアップのスタッフも、訪問の際には、利用者様の食事内容をお聞きし、食事に関するアドバイスも行っています

なかなか食事が進まない方や食欲が出ない方もいらっしゃるため、ご本人様が「おいしそう」「食べてみたい」と、興味を持っていただけるよう、お話をしています

 

アップのスタッフも、夏野菜を家で育てています!

旬の野菜をたくさん食べて、元気に夏を乗り越えましょう

 

 

骨を強く

骨粗鬆症という病気を知っていますか?

 

60歳代女性の約5人に1人が骨粗鬆症といわれています
骨粗しょう症は閉経後の女性に多い病気です

男性よりも 2〜3倍多く、60歳代の女性では約5人に1人、70歳代の女性では約3人に1人が骨粗鬆症といわれています

 

骨は一度できあがってしまうと、その後変わらないもののように思われがちですが、 実は古くなり劣化した骨は、メンテナンスされて新しい骨へと生まれ変わっています

健康な骨では、骨吸収(骨を壊す働き)と骨形成(骨をつくる働き)のバランスがつり合っています。

しかし、骨粗鬆症の骨では、骨吸収がどんどん進んで骨形成を上回ってしまい、骨がスカスカしてもろくなるのです

 

 

主な症状としては、

・背中が丸くなる

・身長が縮む

・立ち上がる時に腰や背中が痛む

が挙げられています

 

 

高齢になるにつれ、似たような症状が自然に出現するため、骨粗鬆症になっていると気づきにくい場合が多いです

骨が弱くなることによって骨折のリスクが上がってしまい、転倒した際に悪化しやすいです

そして他の部位も骨折し、全身において状態が悪くなることも考えられます

 

セルフチェックとして、

2センチ以上の身長の低下や、壁に背中をつけた状態で、後頭部がつけられなかったり、つまづいたり転びやすくなったりしたら、早めに主治医に相談してみてください

 

 

 

では骨粗鬆症にならないためには、どのような工夫をしたら良いでしょうか?

 

まずは、食生活です

カルシウムの多い食事内容を普段の食事に導入していきましょう

魚介類や大豆製品、乳製品、野菜類など、カルシウムが多く含まれている食材を使用しましょう

また、骨をつくるために必要なカルシウムはもちろん、カルシウムの吸収・骨への沈着を助けるビタミンD・K・B群、そしてカルシウムを骨の材料として吸収するために必要なエネルギーやたんぱく質がきちんととれていることが大切です

バランスよくさまざまな食材を使用し、偏りのない食生活にしていきましょう

 

次に、運動です

重力が免荷される水中運動よりも、重力のかかる陸上でのウォーキングやジョギングなどが適しているといわれています

軽いダンベルを持って自分の体重プラスの負荷をかけながらウォーキングを行うパワーウォーキングも効果的であるとされています

また、ウォーキングやジョギングは体内でのビタミンDの合成を促すために、日中に行うことがおすすめです

ビタミンDは、カルシウムの代謝と骨に対する作用をもっています

活性型ビタミンDは骨の材料となるカルシウムの吸収を助けたり、カルシウム摂取が不足しているときには、尿の中からカルシウムを再吸収するように働きます

また、骨へのカルシウムの沈着を調整し、骨形成を促します

骨の健康に欠かせない栄養素というと、私たちはまずカルシウムを思い浮かべますが、ビタミンDの助けがあってこそカルシウムが効率的に活用されるのです

 

そして人間の体は、日光に15〜30分当たることで、体内でビタミンDを生成できるため、ウォーキングや家の中での日向ぼっこなども有効に活用できます

 

暑くなる季節でもあるため、水分・塩分補給も行いながら、ウォーキングや日向ぼっこも取り入れてみてください

 

病気やケガなく、住み慣れた在宅という場所で自分らしく生活ができるよう、健康な生活を心がけていきましょう

 

脱水になっていませんか?

みなさんは、1日にどれぐらいの水分を摂取していますか?

私たち人間が生きていくために、「水」はなくてはならないものです

摂取している水の量が不十分であれば、最悪の場合、命に関わることもあります

また、熱中症や脳梗塞、心筋梗塞といった病気に繋がることもあります

 

暑くなるこれからの季節、体に必要な量の水分摂取をしていく必要があります

 

水は、栄養素と違い、摂取量が決められていません

目安として、活動量の多い方は3リットル

そうでない方でも1.5~2リットルの水を飲むことが重要と言われています

 

1日に必要な水分量(ml)=体重(kg)×年齢別必要量(ml)

 

 

水分が足りなくなると、初期の段階では喉の渇きを感じ、徐々に悪化するにつれてめまい、吐き気、食欲減退などの健康障害に繋がってしまいます

重度なものになると、筋けいれん、失神が生じ、生命の危機を感じることになります

 

 

1日に約2リットル

こう聞くと「そんなに飲めない」と思われる方も多いと思います

効率よく、そして苦痛なく水分を摂取するために、どのような飲み方をしたらいいのかお伝えしていきます

 

・朝起きたらコップ1杯の水を飲む

寝ている間は、汗として水分が体外へ出ていきます

コップ1杯(2001ml)を起きた時に飲みましょう

そうすることによって、胃腸への刺激にもなり、腸内環境が整うことで便通を改善する効果もあります

また、就寝前に飲むことも効果的です

睡眠に影響のないように摂取していきましょう

 

・運動や入浴の前後

活動時は通常時よりも多く発汗し、水分が失われるので意識して飲むようにしましょう

また、水だけではなく、塩分の補給していきましょう

 

・食事の前

食事中の水分摂取は、量が増えると消化酵素を薄めてしまい、消化不良を引き起こすこともあるので、食事の30分前に水を飲みましょう

胃が膨らむことで食べ過ぎを防ぐこともできます

 

・仕事中やおやつの時間

コーヒーや紅茶など、カフェインの入った飲み物は、気分転換には効果的ですが、利尿作用が多いため体を冷やしてしまうこともあります

また、清涼飲料水は飲みやすいですが、砂糖やカロリーが多く含まれています

水分補給=水 ということを頭において、水分摂取をしていきましょう

 

 

冷たい水を飲むと美味しく感じられますが、胃への負担がかかってしまいます

常温の水や白湯など、温度にこだわることなく、ご自身にあった水分を摂取することが大切です

また、ゆっくり飲むことで体への負担を減らすことができます

 

 

「喉が渇いたから水分を取る」

では、もうすでに体内が脱水状態になってしまっています

また、少量飲むことで潤ったと感じ、満足してしまいがちです

喉が乾く前に少量ずつで良いので、1〜2時間おきにコップ1杯程度の水を飲むように意識していきましょう

どれくらい飲んだかわからなくなることもありますので、メモリ付きのコップやピッチャーを使用すると効果的です

 

 

特に高齢になると、のどの渇きに疎くなり、水分を欲さないケースもあります

進めても、「喉乾いてないから」「今はいらない」と、断られてしまうことも多いと思います

 

食事での汁物を増やしたり、味付きの水も導入することで、少しずつでも水分が取れるようアドバイスしていきましょう

 

脱水になると、舌や皮膚がカサカサと乾燥してきたり、尿量が減ったり色が濃くなります

他にも、一時的に記憶力が乏しくなったり、微熱が出たり心拍数が増えたりと、症状が出現してきます

また、塩分が不足することで、低ナトリウム血症を引き起こす場合もあります

症状の中に、反応が鈍くなる、錯乱するといったものがあり、認知症状との区別がつかず、見逃してしまうことも考えられます

適度に塩分も補給しながら、水分と共に摂取し、このような症状を見逃さないようにしていきましょう

 

実際訪問の際、猛暑の中であるにもかかわらず、冷房をつけることなくベッドで寝ている方もみえます

熱や血圧、脈拍などのバイタルサイン測定を行い、環境の調整を行いながら、水分・塩分の適切な摂取を促しています

「エアコンが嫌い」と話される方も多いですが、部屋の熱を逃し、過ごす部屋を適温にするために、エアコンと扇風機を併用して空気の循環を良くし、体に負担のない環境を作るようアドバイスしています

室内でも、間違った環境調整のせいで熱中症になり、状態の悪化を招くこともあるため、必ず温度計・湿度計を確認し、ご本人様の状態に合わせた環境調整をこれからも心がけていきます

 

おむつかぶれの対応

夏も本番に近づいてきましたね

今日は高齢者のおむつ内の皮膚についてお話しします

 

トイレでの排泄が困難な場合、おむつを使用しベッド上でも安心して排泄ができるようケアをしています

この時期になると、特に暑さの影響で汗をかき、おしりがムレやすくなり、皮膚の状態が悪くなります

排尿があった場合、使用しているパットが吸収してくれますが、そのパットを長時間使用したままの状態になると、陰部や臀部が荒れてきてしまいます

ご本人様に尿意や便意がある方や、主介護者である家族様がすぐに対応してくださる方の場合は、パット交換を迅速に行えますが、なかなかそうでないことの方が多いと思います

私たちが訪問し、おむつ交換をする際も、おしものトラブルはよく目にします

 

ではどういう対応をすれば、これ以上の皮膚の悪化を防ぐことができるでしょうか?

 

まずは、

①摩擦を避けること

高齢になるにつれて、皮膚の弾力が失われ、脆弱性が強まるため、少しの摩擦でも思わぬキズに繋がります

おむつ交換をする際には、必ず温かいお湯や石鹸を用いて綺麗に洗浄し、優しく拭いていきます

拭く際は、ゴシゴシ拭くのではなく、押し拭きをして、余分な水分を取り除いていきます

 

②保湿剤の塗布

キズのない状態であれば、保湿剤を院部洗浄後に使用し、潤いがキープできるようにケアしていきます

もし、ただれや出血、キズ等ある場合は、状況に応じた軟膏の塗布が必要になります

必ず医師の診察のもと、軟膏を選択していきます

 

③皮膚の状態にあったおむつ・パッドの選択

おむつやパットにはたくさん種類があるので、購入する際に厳選することも効果的です

使用頻度や排尿・排便の量、状態、素材や通気性など、ものによって異なるため、使用した時に皮膚の状態と照らし合わせながら考慮していくと良いです

 

 

 

もちろん、こまめなパット・おむつ交換が1番効果的ですが、各家庭における状況が違っても、さまざまな方法で皮膚を清潔に保つことはできます

 

キズができてしまうと、痛みや不快感を感じさせてしまい、また、そこに排泄物が当たり不潔になったり、状態が悪化してしまいます

まずは予防的に日ごろからできることをやっていきましょう

 

そしてひどくなる前に適切な軟膏を使用して処置し、早期治癒を目標にしていきましょう

 

 

下剤の選び方

毎日お通じはでていますか?

運動習慣の少ない人や、不規則な食生活をしている人、女性や高齢者など

便秘になりやすい方もいらっしゃいますよね

 

水分を多めに摂取したり、食物繊維の多い食事にしてみたりと、こういった日常の中でできるひと工夫は、便秘傾向にある状態の時には有効です

しかし、慢性化した便秘やなかなか予防行動の結果が望ましくない場合には、どうしたら良いのでしょうか?

 

今回は、薬物療法である、「下剤」についてご紹介します

 

下剤にはいくつか種類があります

 

・刺激性便秘薬

⇨大腸に直接作用して、腸のぜん動運動を促す役割

代表薬:センノシド、ピコスルファートナトリウム、ダイオウなど

 

・非刺激性便秘薬:浸潤性下剤

⇨腸内の浸透圧を上げ、腸内の水分量を増やし、便を柔らかくする働き

代表薬:酸化マグネシウム、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSD)

 

・非刺激性便秘薬:膨張性下剤

⇨大腸で水分を含んで膨らみ、水分を保持しながら腸管内を移動し、便の量を増やす

代表薬:カルメロース、プランタゴ・オバタ

 

大きく分けてこの3種類です

 

便秘の状態によって薬剤の効果が違うため、薬を使い分ける必要があります

しかし、薬剤には作用がある反面、副作用も存在します

 

大腸刺激性便秘薬は、即効性があり、早く便秘を解消させることができる反面、体に耐性がつき、慣れてしまうことで効果が聞きづらくなっていきます

「今まで1錠で効いていたのに」と、2、3錠へ増量することになってしまいます

また、腸を刺激することで排便を促すため、腹痛も発生しやすいです

 

 

 

そのため、便秘薬で多く使われているのは、「浸透圧性下剤」になります

こちらは、便の中に水分を引き込んで柔らかくしてくれ、作用が緩やかなため腹部への刺激が少なく、自然な排便へ近づけることができます

 

自分の便の状態を見極め、医師の指示のもとで下剤を選択するようにしましょう

 

 

利用者様の中で、先日「便秘で辛い」と話される方がみえました

訪問した際、「通じがでてない」とお話しがあったため、水分・食事摂取の状況を聞き取り、腹部の状態を観察しました

お腹は少し張っている状態で、肛門部を見せていただくと、硬い便が出口を塞いでいる状況でした

 

ピコスルファートナトリウム(大腸刺激性便秘薬)を内服している方でしたが、3、4日続く便秘の状態になっていました

 

腹部のマッサージを行い、肛門周辺も優しく圧をかけながらマッサージしました

その後、摘便も行い、徐々に硬い便を出すことができました

 

このように、下剤を内服していても、便秘になってしまうことはよくあります

今回のことを主治医に報告、相談し、酸化マグネシウム(非刺激性便秘薬)の内服が始まることになり、ご本人様にも説明しました

 

食べたもの・飲んだものから、日ごろの水分摂取量、運動量をアセスメントし、今どういう便の状態になっているのか、なぜ便がでないのかを考えて対応しています

硬い便が肛門部まで降りてきてはいたものの、自力での排出が不可能だったので、今回は便を柔らかくする必要があると考え、主治医への連絡を行いました

 

訪問回数は人によって異なりますが、たとえ1週間に1回の訪問でも、全身の状態を観察し、トラブルが発生していないかを見極めていく必要があります

 

この方の場合は、3、4日の便秘であったということから、比較的早いうちに発見・対応ができてよかったと思います

ご本人様からも、「出そうで出ん感じがあった」「硬かった」とお話しがありました

 

 

ご本人様が暮らす在宅での生活が苦痛なく、快適なものになるよう、日ごろの訪問時から異常の早期発見・早期対応を心がけています

これからも全身を細かく観察し、しっかり対応していきたいと思います

 

 

歓迎会兼お疲れ様会

訪問看護ステーションアップは、4月にオープンしてから現在までの3ヶ月で

約20名の利用者様を担当させていただいております

いろいろなところからのご縁があり、たった数ヶ月でこれだけの利用者様からのご依頼があるのは、本当にありがたいことです

これからもナースとしてのスキルアップ、利用者様の満足度、ADL等アップを目標に、日々努力して参ります

 

4月は、スタッフ全員が慣れない中、手探り状態で進めており、わからないことだらけで不安もたくさんありました

5月に入り、少し落ち着いたところで、また別のトラブルや問題が生じ、スタッフ間で話し合いを重ねながらなんとか乗り越えてきました

6月になる頃には、「もう6月!?」と、口を揃えて驚いたほど、あっという間の3ヶ月でした

新人ナース2名は、ベテランナース2名の背中を追いかけながら、一歩一歩学びを深めています

 

 

そして6月中旬

落ち着いてきたタイミングもあり、スタッフ全員で歓迎会兼お疲れ様会を開きました!

 

普段からお互いの意見を言い合いやすい関係にあるため、時間外での関係も良好です

この時だけは仕事のことは忘れて、和気藹々と食事を楽しむことができました

 

 

労いの食事会があると、スタッフ全員のモチベーションもアップしていくので、定期的に行いたいですね!

 

これからも訪問看護ステーションアップとして、みんなで頑張っていきます

 

 

認知症って?

1度は聞いたことがある、「認知症」

実際、高齢化が進んでいることからも、認知症の方と関わったことがある方は多いと思います

また、身内が認知症になったというお声もよく聞きます

 

なぜ認知症になってしまうのでしょうか?

主な原因は、脳にあります

認知症は、大きく分けて4種類あります

今回は、もっとも多い、「アルツハイマー型認知症」についてご紹介していきます

 

アルツハイマー型認知症は、全体の7割を占めています

脳のアミロイドβという特殊なタンパク質が集まることで、神経細胞を破壊し、脳が萎縮することで発症します

海馬と呼ばれる、記憶を担う脳の器官が萎縮することで物忘れや記憶障害が生じ、その他にも判断力の低下や、見当識障害を招きます

 

加齢による記憶障害は、日常生活に支障をきたすほどではないことも多いですが、認知症に関連する物忘れは、トラブルのきっかけになることも多いため、特に注意が必要です

 

 

アップで担当させていただいている利用者様の中にも、認知症の方は数多くみえます

 

症状の中には、記憶障害関連の軽度なものもあれば、混乱し激しく暴れたり、思うようにならず感情的になったりと、対応が難しくなるものもあります

 

生活を共にしているご家族様は、このような症状が出た際、「どうしていいのかわからない」「家でもう面倒をみれない」と、困っているお声もよく聞きます

 

症状に対する内服治療や、回想法、脳のリハビリ、音楽や園芸を活用した気分転換療法など、さまざまな対応の方法があります

 

実際にアップの担当利用者様にも、認知症の方もみえますが、比較的症状が軽く、声かけ一つで笑顔になっていただけるケースもあります

 

 

認知症になったからといって、今までの生活全てを忘れてしまうわけではありません

1人の大切な人間として尊厳をもった関わりを徹底しています

強い口調や指摘・否定などはせず、ご本人様の訴えをまずは時間をかけてしっかり傾聴しています

不安になっている方には、安心していただけるような言葉をつかい、納得してもらえるまで関わっていきます

悲観的になってしまう方には、手を握ったり、マッサージを通して会話をしたりと、ご本人様の状況に合わせて、安心してもらえる方法でのコミュニケーションを行なっています

 

一概に、こうすればおさまる といった解決方法はありませんが、関わりの中からご本人様が安心するものは何かをアセスメントし、心の安定につながるようなケアをしています

 

これからも、1人1人に合わせた声かけやコミュニケーションの方法を考えながら、訪問看護を展開していきます