今担当させていただいている利用者様に、足の傷があり、処置を必要としている方がいらっしゃいます
訪問日数は毎日30分の訪問で、足浴から始まり、洗浄、傷口の処置、下肢のマッサージをセットとして介入しています
既往歴に糖尿病があるため、傷の治りが悪い状態にありました
毎日観察と処置等を繰り返すことで、日に日に状態が改善していき、ご本人様も「ほかの病院では切り落とさないとだめって言われたことがある。すごくショックだった。毎日来てくれて、丁寧に処置をしてくれてありがとう。」とお言葉を頂きました
目的としては、傷を治癒させることですが、足浴の際には、リラックスして頂けるよう、お湯の温度を調節したり、処置後に下肢のマッサージも行うことで、循環不全を改善させるだけでなく、「気持ちのいい時間」と思って頂けるようにケアをしています
またご本人様にも、歩き方の指導や疼痛発生時のアドバイスも行い、日頃からご自身での悪化予防に努めていただけるよう介入しています
いつまでも自分の足で歩けるように、そして痛みなく生活ができるように、真剣に向き合っています
他の訪問サービスも利用されている為、現状を共通認識できるよう、また、禁忌事項なども守ってもらえるよう、連携ノートを活用しています
ポイントの詳細をメモに残したり、口頭での説明をしたりして、多職種との横の繋がりも大切にしています
利用者様を取り巻く環境や関わるスタッフが、同じ目標をもって関われるよう、これからも意識していきたいと思います
利用者様のADLアップのために、これからも治癒に向けてしっかりケアしていきます