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親の食が細くなってきたら|訪問看護で一緒に見ていく、食事と体重のこと

「最近ごはん、ちゃんと食べてる?」と聞くと、「食べてるよ」と返ってくる。
でも冷蔵庫を開けると、買っておいたおかずがそのまま残っている。

久しぶりに会った親の手首が、前より細く見えた。
そんな小さな違和感から、ご相談をいただくことがあります。

私たちも最初は、どこから聞けばいいのか迷いました。
この記事では、食が細くなってきたときに訪問看護で手伝えることを書いてみます。

「食べてるよ」の中身を、少しだけ確かめてみます

本人が「食べている」と言うとき、うそをついているわけではありません。
朝はパンをひと口、昼はお茶だけ、ということもあります。

量や回数は、本人も気づきにくいものです。
責めずに様子を知るには、記録や体重のほうが頼りになると感じています。

こんな様子があれば、相談のきっかけにしてみてください

  • 冷蔵庫の食材や作り置きが、なかなか減らない
  • ズボンのウエストがゆるくなった、指輪が回る
  • 食事に時間がかかる、途中でむせることがある
  • 好きだったものを「いらない」と言うようになった
  • 入れ歯が合わず、やわらかい物ばかり選んでいる

どれか1つでも当てはまれば、早めに話題にしてみてもいいと思います。
理由は、口の中、体調、気持ち、買い物の大変さなど、人によって違います。

訪問看護では、こんなところを一緒に見ていきます

訪問看護は、主治医の指示書にもとづいてご自宅に伺うサービスです。
食事のことも、その方の状態に合わせて相談しながら進めます。

  • 体重や血圧、むくみなど、体の様子の確認
  • 食事の量や水分のとり方を、ご本人・ご家族と一緒に振り返る
  • 飲み込みにくそうな様子がないか、食べる姿勢や食事の形を一緒に考える
  • 口の中や入れ歯の様子を見て、気になれば歯科への相談をすすめる
  • 気になる変化を、主治医やケアマネジャーに伝える

「これをすれば必ず食べられるようになる」とは言えません。
それでも、変化に早く気づける人が増えると、打てる手も増えると感じています。

ご家族にお願いしたいのは、小さなメモです

離れて暮らしていると、毎日の食事を見ることはできません。
電話や帰省のときに分かったことを、少しメモしておいていただけると助かります。

  • 何を、どのくらい食べたか(「半分くらい」で十分です)
  • 体重を量れたら、その日付と数字
  • むせた、飲み込みにくそうだった、などの様子

看護師が伺ったときにこのメモがあると、話が早く進みます。
きちんとした記録でなくて大丈夫です。

急な変化は、まず主治医へ

急に食べられなくなった、ぐったりしている、というときは様子を見すぎないでください。
まずはかかりつけの主治医に相談していただくと安心です。

食事の支度は、ヘルパーと分けて考えることもできます

買い物や調理が負担になって、食事が減っている場合もあります。
同じ事務所には、訪問介護のヘルパーステーションLIFEがあります。

体の様子は看護師が、買い物や調理の手伝いはヘルパーが。
ケアマネジャーと相談しながら、分けて使う方法もあります。

まずは、気になっていることを1つ教えてください

「これくらいで相談していいのかな」と迷う段階でも構いません。
介護保険か医療保険か、分からないままでも大丈夫です。

次の帰省のとき、冷蔵庫と体重計を少しだけ見てみませんか。
気になることがあれば、お電話か公式LINEでご連絡ください。

訪問看護ステーションアップ
〒444-0837 愛知県岡崎市柱2-5-1 鳥ビル2C
対応時間:9:00〜18:00
お電話:0564-64-1372
公式LINE:@613dcrbx

親の薬の飲み忘れが増えてきたら|訪問看護で頼める「お薬の管理」の手伝い

「朝の薬、飲んだ?」と電話で聞くと、「飲んだよ」と返ってくる。
でも週末に実家へ行くと、薬の袋がそのまま残っている。

ご家族から伺うお話で、いちばん多いもののひとつです。
責めるつもりはないのに、つい強い口調になってしまう。

離れて暮らしていると、毎日確かめることもできません。
この記事では、訪問看護で手伝えるお薬のことを書いてみます。

飲み忘れは、本人の努力だけでは減りにくいものです

薬の種類が増えると、朝・昼・夕・寝る前で飲むものが変わります。
食前と食後、週に1回だけの薬が混ざることもあります。

年齢とともに、この組み合わせを覚えておくのは難しくなります。
「しっかりして」と声をかけるより、仕組みで支えるほうが続きやすいと感じています。

こんな様子があれば、相談のタイミングかもしれません

  • 飲み終わるはずの薬が、袋ごと残っている
  • 反対に、予定より早く薬がなくなる
  • 同じ薬を病院で何度ももらってくる
  • 飲んだかどうかを、本人が思い出せない

予定より早くなくなるのは、2回飲んでしまっている場合もあります。
飲み忘れと同じくらい、気にかけておきたいところです。

訪問看護では、お薬についてこんなことを手伝えます

訪問看護の看護師は、主治医の指示書をもとにご自宅へ伺います。
お薬については、たとえば次のようなことを一緒に進めます。

  • 残っている薬を数えて、飲めているかを確かめる
  • お薬カレンダーや仕分けケースに、1週間分をセットする
  • 飲みにくさ、飲み込みにくさがないかを確かめる
  • 体調の変化と飲んでいる様子を、主治医へ伝える

ただし、看護師が薬の種類や量を決めるわけではありません。
見直しが必要かもしれないときは、主治医に様子を伝えて判断を仰ぎます。

薬局の薬剤師さんとも、役割を分けて動きます

薬局によっては、薬剤師さんがご自宅に届けて説明してくれることもあります。
その場合は、薬剤師さんと看護師で気づいたことを共有していきます。

薬のことは薬剤師さん、暮らしの中の様子は看護師。
それぞれの得意なところで見ていく形です。

初めての訪問の前に、用意しておいてほしいもの

次のものがあると、お話が早く進みます。

  • お薬手帳(何冊かある場合は全部)
  • 家にある薬の袋や箱(古いものも含めて)
  • 通っている病院と診療科の名前

古い薬は捨てたくなりますが、そのまま見せていただけると助かります。
どの薬がどれだけ残っているかで、飲み方のくせが見えてくるからです。

「飲んだ?」の電話は、聞き方を変えてみるのもひとつです

「飲んだ?」と聞くと、ほとんどの方が「飲んだ」と答えます。
確かめられると、責められているように感じるのかもしれません。

お薬カレンダーを使い始めたら、「今日の分、空いてる?」と聞いてみてください。
本人も一緒に確かめる形になり、ぶつかりにくくなると思います。

迷っている段階でも、ご相談ください

「薬のことだけで訪問看護を頼んでいいのか」と迷う方もいらっしゃいます。
介護保険か医療保険か、利用できるかどうかは状態によって変わります。

今の飲み方と困っている場面を伺えれば、一緒に整理できます。
ケアマネジャーさんからのご相談でも大丈夫です。

訪問看護ステーションアップは、岡崎市柱にあります。
同じ事業所にヘルパーステーションLIFEもあり、介護との組み合わせも考えられます。

次に実家へ行ったとき、薬の袋の数を数えてみませんか。
それだけでも、相談のきっかけになると思います。

訪問看護ステーションアップ
〒444-0837 愛知県岡崎市柱2-5-1 鳥ビル2C
お電話:0564-64-1372
公式LINE:@613dcrbx

※この記事は2026年10月時点の一般的な仕組みをもとに書いています。お薬の扱いや保険の内容は、ご本人の状態や医療機関によって変わります。

通院がつらくなってきたら|訪問診療と訪問看護、何が違ってどこに頼むのか

「先生のところまで連れて行くのが、だんだん大変になってきて」
ご家族から、こんなお話を伺うことがあります。

車に乗せるまでに30分、待合室で1時間。
帰ってくると、ご本人もご家族もぐったりしている。

そろそろ家に来てもらえないかと調べ始めると、似た言葉が2つ出てきます。
「訪問診療」と「訪問看護」です。

名前は似ていますが、来る人も、できることも違います。
この記事では、その違いと頼み方を順番に書いてみます。

訪問診療はお医者さん、訪問看護は看護師が来ます

いちばん大きな違いは、ご自宅に来る人です。
訪問診療は医師が、訪問看護は看護師が伺います。

  • 訪問診療:医師が決まった日に訪問し、診察や薬の処方をします
  • 訪問看護:看護師が訪問し、体調の確認や医療的なケア、暮らしの相談をします

訪問診療は、通院の代わりになるものと考えると分かりやすいと思います。
診察、薬の処方、検査の指示などを、ご自宅で受ける形です。

訪問看護は、お医者さんの指示をもとに、暮らしの中で看護をするものです。
先生が来ない日のあいだも、様子を見ていく役割があります。

「往診」は、また別のものです

似た言葉に「往診」があります。
これは急に具合が悪くなったときに、頼まれて医師が伺うものです。

訪問診療は、あらかじめ計画を立てて定期的に伺うものです。
「何かあったら来てもらう」と「決まった日に来てもらう」の違いです。

訪問看護は、通院を続けながらでも使えます

「訪問看護を頼むなら、病院に通うのをやめないといけない」
そう思われている方もいらっしゃいます。

実際には、外来に通いながら訪問看護を使うこともできます。
通っている病院の先生に、指示書を書いていただく形です。

訪問看護では、たとえばこんなことをお手伝いします。

  • 血圧や体温、食事や睡眠の様子の確認
  • お薬がきちんと飲めているかの確認と、飲み方の工夫
  • 体を拭く、お風呂のお手伝いなど清潔のケア
  • 床ずれの予防や、医師の指示による処置
  • ご家族の介護の悩みや、不安の相談

何をどこまで行うかは、主治医の指示と、ご本人のご希望で決まります。
通院の負担をすぐにゼロにするものではありませんが、間の日を支える形です。

通院そのものが難しくなったら、訪問診療を考えます

歩くのがつらい、車いすでの移動に介助が要る。
そういう状態が続くようなら、訪問診療を検討する時期かもしれません。

訪問診療の先生が主治医になれば、訪問看護の指示書もそちらでお願いできます。
医師と看護師の両方が家に来る形で、組み合わせて使うこともできます。

訪問診療を頼むときの相談先

訪問診療は、どの医療機関でも行っているわけではありません。
相談先としては、次のようなところがあります。

  • いま通っている病院やクリニックの先生、相談窓口
  • 担当のケアマネジャーさん
  • お住まいの地域の地域包括支援センター

今の先生に言いにくい、と感じる方もいらっしゃると思います。
そのときは、ケアマネジャーさんに先に相談してみるのもひとつの方法です。

どちらを先に頼むか、迷ったときの考え方

私たちがご相談を受けるときは、次のように整理することが多いです。

  • 通院はまだできるけれど、家での様子が心配:まず訪問看護から
  • 通院そのものが難しくなってきた:訪問診療の相談から
  • 両方当てはまる:訪問診療と訪問看護を一緒に

どちらが正解ということはありません。
ご本人の体の状態と、ご家族の負担の大きさで変わってきます。

訪問看護から始めて、あとから訪問診療につなぐこともあります。
途中で組み合わせを変えることもできます。

迷っている段階でも、ご相談ください

「うちはどちらが合うのか分からない」という段階でも大丈夫です。
いま通っている病院と、困っていることを伺えれば、一緒に整理できます。

訪問看護ステーションアップは、岡崎市柱にあります。
同じ事業所にヘルパーステーションLIFEもあり、介護との組み合わせも考えられます。

まずは、通院でいちばん大変なのはどの場面か、書き出してみませんか。
それだけでも、相談先が見えやすくなると思います。

訪問看護ステーションアップ
〒444-0837 愛知県岡崎市柱2-5-1 鳥ビル2C
お電話:0564-64-1372
公式LINE:@613dcrbx

※この記事は2026年10月時点の一般的な仕組みをもとに書いています。利用できる内容や保険の扱いは、ご本人の状態や医療機関によって変わります。

訪問看護を頼みたいと思ったら|相談から初めての訪問までの流れと、用意しておくもの

「訪問看護をお願いしたいのですが、何から始めればいいですか」
訪問看護を考え始めたとき、多くの方が最初に迷うところです。

ケアマネジャーさんに言えばいいのか、病院に頼むのか。
それとも、こちらから直接電話していいものなのか。

迷っているうちに、退院や体調の変化が近づいてくることもあります。
この記事では、相談してから初めての訪問までの流れを、順番に書いてみます。

最初の相談先は、どこからでも構いません

訪問看護の入り口は、大きく分けて3つあります。

  • 担当のケアマネジャーさん(介護保険の認定を受けている方)
  • 入院中なら、病院の相談員さん(医療ソーシャルワーカー)
  • 訪問看護ステーションに、ご家族から直接

どこから始めても、最後は同じところにたどり着きます。
「ここに先に言わないといけない」という決まりはありません。

いちばん話しやすいところに、まず声をかけてみてください。
そこから先の連絡は、関係する人たちの間でつないでいきます。

訪問看護には、主治医の「指示書」が必要です

訪問看護は、主治医が書く「訪問看護指示書」をもとに行います。
どんな看護をするかを、お医者さんが書面で示したものです。

この書類がないと、訪問看護は始められません。
ただ、ご家族が病院へ取りに行く必要があるわけではありません。

多くの場合、訪問看護ステーションから主治医へお願いします。
ご家族には、主治医の名前と病院名を教えていただければ十分です。

介護保険を使う方は、ケアマネジャーさんがケアプランに訪問看護を入れます。
回数や曜日は、ほかのサービスと合わせてこの中で決めていきます。

初めての訪問の日に、手元にあると話が早いもの

初回の訪問では、契約のご説明と、今の様子の聞き取りをします。
そのとき、次のものが手元にあると確認がスムーズです。

  • 健康保険の資格が分かるもの(保険証、またはマイナ保険証と資格確認書など)
  • 介護保険の被保険者証と負担割合証(認定を受けている方)
  • お薬手帳、または今飲んでいるお薬そのもの
  • 退院時にもらった書類(入院していた方)
  • 各種の医療証(お持ちの方)

全部そろっていなくても、あわてなくて大丈夫です。
見つからないものは、分かった時点で見せていただければ進められます。

お薬は「袋ごと」出していただくのがいちばんです

飲んでいる薬を、ご家族が全部覚えている必要はありません。
袋や箱のまま出していただければ、こちらで一緒に確認します。

市販薬やサプリメントも、あれば並べておいてください。
飲み合わせを確かめるときの手がかりになります。

契約の日は、こんなことをお話しします

初回はおおむね、次のような順番で進みます。

  1. サービスの内容と料金、連絡方法のご説明(重要事項説明)
  2. 体の様子と、ふだんの暮らしぶりの聞き取り
  3. 訪問する曜日と時間帯のご相談

そのあと、私たちが「訪問看護計画」をつくります。
何を目標に、どんな看護をするのかをまとめたものです。

計画は一度決めたら終わりではありません。
体調や暮らしが変われば、そのつど見直していきます。

聞きたいことは、メモにして置いておきましょう

初めての日は、説明を聞くだけで精一杯になりがちです。
あとから「あれを聞けばよかった」と思い出す方も少なくありません。

たとえば、こんなことをメモしておくと安心です。

  • 家族が仕事でいない日にも、来てもらえるのか
  • お風呂はどうするのか、誰が手伝うのか
  • 1か月でどれくらいの費用になりそうか
  • 体調が変わったとき、まずどこに電話すればいいのか

メモを渡していただくだけでも構いません。
その場で答えられないことは、確認してからお返事します。

まずは「使えるかどうか」の確認から

「まだ頼むかどうか決めていない」という段階でも、ご相談いただけます。
使える保険や、主治医とのやりとりの見通しだけでも分かると、気持ちが少し楽になるかもしれません。

訪問看護ステーションアップは、岡崎市柱にあります。
同じ事業所に訪問介護のヘルパーステーションLIFEもあり、看護と介護の組み合わせも一緒に考えられます。

ケアマネジャーさんや、病院の相談員さんからのご連絡も歓迎です。
まずは、主治医の名前と病院名をメモするところから始めてみませんか。

訪問看護ステーションアップ
〒444-0837 愛知県岡崎市柱2-5-1 鳥ビル2C
お電話:0564-64-1372
公式LINE:@613dcrbx

※この記事は2026年9月時点の制度をもとに書いています。手続きの細かな順番は、主治医や病院によって変わることがあります。

訪問看護とヘルパーは何が違う?岡崎で両方を使うときの分け方

「爪を切ってもらえますか」と、ヘルパーにお願いしたところ断られた。

そんなご経験をお持ちのご家族から、ときどきご相談をいただきます。
冷たくされたように感じて、気持ちがしぼんでしまう方もいらっしゃいます。

けれども多くの場合、これは断りたくて断っているのではありません。
制度の上で、誰がどこまでできるかの線が決まっているためです。

私たちは岡崎市で訪問看護をしていますが、同じ事務所に訪問介護もあります。
この記事では、看護師とヘルパーで何が違い、どう組み合わせると暮らしが回りやすいかを整理してみます。

いちばん大きな違いは、医療的なケアを担えるかどうか

訪問看護は、主治医の指示にもとづいて行う医療サービスです。

看護師が伺い、体調の確認や必要な処置を行います。
点滴の管理、吸引、カテーテルの管理、床ずれの手当てなどがここに入ります。

一方の訪問介護は、暮らしを支えるためのサービスです。
ヘルパーが伺い、食事や入浴、掃除や買い物などをお手伝いします。

ヘルパーは医療行為を行うことができません。
これは事業所の方針ではなく、制度としてそう決まっているところです。

ヘルパーに頼めること、頼めないこと

境目が分かりにくいのは、医療に近い身の回りのことかと思います。

たとえば爪切りは、ヘルパーが行える場合があります。
ただ、爪や周りの皮膚に炎症があるときや、持病のために専門的な管理が必要なときは、ヘルパーの範囲から外れます。

同じような線引きが、ほかの場面にもあります。

  • 一包化された薬を飲むお手伝いはできるが、1回分を袋から取り出してセットする管理はできない
  • 電子体温計や自動血圧計での測定はできるが、水銀の血圧計では測れない
  • 軽い切り傷の汚れたガーゼの交換はできるが、床ずれの処置はできない
  • インスリン注射の見守りはできるが、注射そのものはできない

この「できない」側に入るところは、看護師が担う部分になります。
ですので、断られたときは「看護に相談する話かもしれない」と受け取っていただけると近道です。

両方を使う場合、どう組み立てるのか

実際のご家庭では、どちらか一方だけで足りることは多くありません。

看護師が体調と処置を見る日と、ヘルパーが生活を支える日を分けて組む。
こうした組み方をされているご家庭があります。

組み立てるときに考えるのは、だいたい次のようなところです。

  • いま困っていることが、体調のことか暮らしのことか
  • ご家族が担っている部分のうち、どこがいちばん重いか
  • 朝と夕方のどちらに手が足りていないか
  • 介護保険の枠を、どこに厚く使いたいか

回数や時間は、はじめに決めきらなくても構いません。
やってみて合わないところは、ケアマネジャーを通して組み替えていければと思います。

看護と介護で、気づいたことをどう共有しているか

訪問看護ステーションアップと、訪問介護のヘルパーステーションLIFEは同じ事務所にあります。

とはいえスタッフは直行直帰で動いていますので、顔を合わせる機会は多くありません。
代わりに、LINE WORKSで日々やりとりをしています。

ヘルパーが「食欲が落ちているかもしれない」と感じたら、その場で連絡を入れる。
看護師が次の訪問で確かめる。こうした動きが、その日のうちにできる形になっています。

もちろん、別々の事業所でも連絡は取り合います。
ただ、同じ事業所の中だと一手間が少なくなる場面はあるように感じています。

どちらが必要かの判断は、誰に聞けばいいのか

ご家族だけで判断しようとすると、かなり難しい話になります。

聞く先としては、次のいずれかが動きやすいかと思います。

  • 担当のケアマネジャーがいれば、まずはその方
  • 入院中であれば、病院の地域連携室・相談室
  • 介護保険をまだ使っていなければ、お住まいの地域包括支援センター
  • 事業所に直接お電話いただく形でも構いません

私たちにご連絡いただいた場合も、まずはどちらの話なのかの整理からお手伝いします。
お申し込みではなく、確認だけのお電話でも大丈夫です。

よくあるご質問

Q. 訪問看護とヘルパーを同じ日に使えますか。
A. 同じ日に入ることもあります。時間が重ならないように調整しますので、ご希望があればお伝えください。

Q. ヘルパーに断られたことを、看護師にお願いすれば必ずできますか。
A. 主治医の指示や状態によって変わりますので、必ずとは申し上げられません。まずは内容を伺って確認させてください。

Q. 看護師が来る日を増やしたいのですが。
A. 保険の種類や指示の内容で上限が変わります。回数の考え方から一緒に整理させていただければと思います。

ご相談先

訪問看護ステーションアップは、愛知県岡崎市で訪問看護を行っています。
ご利用のご相談、退院前のご相談は、お電話でお気軽にどうぞ。

お電話:0564-64-1372
公式LINE:https://lin.ee/9gwJL5W

訪問介護(ヘルパーステーションLIFE)のご相談は 0564-83-5156 で承ります。
岡崎市が中心で、安城市・幸田町へお伺いすることもあります。

看護師として働くことに関心をお持ちの方へ

病棟から在宅へ移ることを考えている看護師さんが読んでくださっているかもしれません。

当ステーションの看護師の募集は常時ではなく、空きが出たタイミングでのご案内になります。
タイミングが合わないときもありますが、お話だけなら歓迎ですので、気軽にご連絡いただければと思います。

募集要項:https://zaitakucareservice.lacrie.biz/recruit/
お電話:0564-64-1372

退院が急に決まった。訪問看護に何をどこまで頼めるのか

病院から「来週には退院できそうです」と言われたとき、どんな気持ちになりますでしょうか。

うれしい気持ちよりも先に、家に帰ってからの毎日が頭に浮かぶ方は少なくありません。

点滴の管はどうなるのか、夜に熱が出たら誰に電話すればいいのか。
聞きたいことは山ほどあるのに、誰に聞けばいいのかが分からない。

私たちは岡崎市で訪問看護をしていますが、この段階でのご相談を多くいただきます。
この記事では、退院の話が出てから自宅に戻るまでに、どこで何を聞いておくと動きやすいかを整理してみます。

退院の日が決まったあと、いちばん戸惑いやすいところ

入院中は、困ったことがあればナースコールを押せば誰かが来てくれます。

ところが自宅に戻ると、その役割をご家族が担うことになります。
ここの落差が、思っていたより大きかったとおっしゃる方は少なくありません。

とくに戸惑いやすいのは、次のようなところかと思います。

  • 薬の飲ませ方や、飲み忘れたときにどうするか
  • 傷や床ずれの手当てを、家にある物でどこまでやっていいのか
  • 夜中や休みの日に様子が変わったとき、誰に連絡するのか
  • お風呂やトイレを、どう手伝えば安全なのか

どれも、病院にいるあいだは考えなくてよかったことばかりです。
退院の話が出た時点で少しずつ聞いておくと、帰ってからの負担が軽くなるかもしれません。

退院前カンファレンスで聞いておくとよさそうなこと

退院が近づくと、病院で「退院前カンファレンス」が開かれることがあります。

病院の看護師さんやソーシャルワーカー、ケアマネジャー、それに私たち訪問看護師が集まる場です。
ご本人とご家族も参加できますので、遠慮せずに参加されることをおすすめします。

その場で聞いておくと、あとで困りにくいのは次のあたりです。

  • 家に帰ったあと、最初の1週間は誰がどれくらいの頻度で来るのか
  • いまの処置のうち、家族がやることと看護師がやることの線引き
  • 使っている薬や医療材料を、どこで受け取るのか
  • 急に具合が悪くなったとき、最初に電話する先はどこか

その場で全部を決めきらなくても大丈夫です。
「これは家では無理そうです」と言っていただけると、こちらで組み立て直せることが多くあります。

退院してからの最初の2週間に、私たちがしていること

退院直後は、体調よりも先に暮らしのほうが追いつかないことがよくあります。

ベッドの置き場所、トイレまでの動線、ご家族の仕事の時間。
このあたりが決まらないうちは、訪問の回数を少し多めにさせていただくこともあります。

私たちが伺ってしているのは、だいたい次のようなことです。

  • 主治医の指示にもとづいた処置や、体調の確認
  • お薬の管理のしかたを、ご家族と一緒に決めていく
  • 介護のやり方を、実際の場面に合わせてお伝えする
  • 気づいたことを主治医やケアマネジャーに伝える

落ち着いてきたら、訪問の回数を減らしていく形をとることもあります。
最初から回数を決めきらずに、様子を見ながら相談していければと思っています。

夜や休みの日の連絡先を、先に決めておく

ご家族がいちばん不安になるのは、平日の昼間ではなく夜や休日だと感じています。

訪問看護ステーションアップでは、24時間ご連絡いただける体制をとっています。
夜中に電話をいただいて、お話を伺ううちに朝まで様子を見られると判断できることもあります。

「こんなことで電話していいのか」と迷われる方が多いのですが、迷った時点でご連絡いただければと思います。
判断に必要な材料は、こちらから順番にお聞きします。

訪問看護が使えるかどうかは、誰に聞けばいいのか

訪問看護は、介護保険で使う場合と医療保険で使う場合があります。

どちらになるかは、年齢・病名・要介護認定の有無などで変わってきます。
ここはご家族が調べきるのは大変ですので、専門職に聞いていただくほうが早いかもしれません。

聞く先としては、次のいずれかが動きやすいかと思います。

  • 入院中であれば、病院の地域連携室・相談室
  • 担当のケアマネジャーがいれば、その方
  • まだ介護保険を使っていなければ、お住まいの地域包括支援センター
  • 訪問看護ステーションに直接お電話いただく形でも構いません

私たちにご連絡いただいた場合も、まずは使えるかどうかの確認からお手伝いします。
お申し込みではなく、確認だけのお電話でも大丈夫です。

よくあるご質問

Q. 家族が仕事をしていて日中は誰もいません。それでも使えますか。
A. お一人で過ごされている時間帯に伺うことも多くあります。鍵の受け渡しの方法も含めて、ご相談のうえで決めていきます。

Q. 週に何回来てもらえますか。
A. 保険の種類や主治医の指示によって上限が変わります。回数の考え方から一緒に整理させていただければと思います。

Q. 退院の日が明日に迫っています。間に合いますか。
A. 難しい日程でも、まずはお電話でご相談ください。病院の相談室と直接やりとりして進める形をとることもあります。

ご相談先

訪問看護ステーションアップは、愛知県岡崎市で訪問看護を行っています。
ご利用のご相談、退院前のご相談は、お電話でお気軽にどうぞ。

お電話:0564-64-1372
公式LINE:https://lin.ee/9gwJL5W

看護師として働くことに関心をお持ちの方へ

ここまで読んでくださった方のなかに、病棟から在宅へ移ることを考えている看護師さんがいらっしゃるかもしれません。

当ステーションの看護師の募集は常時ではなく、空きが出たタイミングでのご案内になります。
タイミングが合わないときもありますが、お話だけなら歓迎ですので、気軽にご連絡いただければと思います。

募集要項:https://zaitakucareservice.lacrie.biz/recruit/
お電話:0564-64-1372

【LIFE】7月末までに移行作業未対応なら、関連加算が算定不可に

・厚生労働省は2日に介護保険最新情報Vol.1520を発出、新たなLIFE(科学的介護情報システム)への移行作業を7月末までに終えていない場合、関連する加算が算定不可となると通知した。
・加算の算定継続には令和8年7月31日までに移行作業(電子証明書の取得、データ移行、利用者再登録)を完了する必要があり、未完了の場合、8月以降のデータ提出ができず加算要件を満たさなくなる。
・レセプト請求等の端末と共通なら証明書の新規取得は不要だが、申請時は「電子請求受付システム」へのログインが必要となる。7月分の提出期限は8月10日である。
・厚生労働省では、移行未完了の介護事業所・施設が一定数存在するため、期限内の確実な作業完了に向けて関係団体等へ速やかな周知を要請する一方、旧LIFEは、移行期間終了後の令和8年9月1日にサービスを停止し、移行後は登録情報等の閲覧のみ可能となるとしている。

常時対応可能な包括的な在宅サービスの整備案

・厚生労働省は5月19日に社会保障審議会介護保険部会を開催し、持続可能なサービス提供体制の構築や支援体制、介護人材確保と職場環境改善・生産性向上、経営支援について議論を行った。
・サービス提供体制においては、大都市部を主な対象として、24時間365日の対応を想定した包括的な在宅サービスの整備を論点として提示。
・ICTやセンサー、AIなどのテクノロジーを駆使しつつ、拡大する介護ニーズに応えられる新たな仕組みを検討する方針を打ち出した。
・しかし包括的な在宅サービスとなると訪問介護などの既存サービスとの関係性や定期巡回・随時対応サービス、夜間対応型訪問介護などの位置付けの整理も求められ、今後の議論のポイントとなると思われる。

「健康サポート宅配食」の販売を開始

・ウェルネスダイニング株式会社は、高齢社会におけるフレイル(虚弱)の予防と健康寿命の延伸に貢献することを目的に、新たに「フレイル」が気になる方に向けて「健康サポート宅配食」の販売を開始。
・「健康サポート宅配食」は、たんぱく質やエネルギーを適切に補いながら、食べやすさや栄養バランスにも配慮した設計となっており、「フレイル」が気になる方に向けての宅配食となる。
・特徴としては、主菜に肉や魚を、副菜に大豆製品などを活用し少量でもたんぱく質がしっかり摂れる献立、和食を基本に、煮魚や焼き魚を中心とした献立、出汁のうま味を活かしながら、ゴマや小エビ、しらすなどを加え、塩分を控えつつ香りと栄養をプラスしたとしている。

2024年度の介護事業者の倒産、過去最高を更新

・介護関連サービス事業協会は5月12日に、生活支援サービスおよび配食サービスに関するガイドラインを公開。
・これらのガイドラインは、介護保険外サービス事業者の適正な事業運営を確保するとともに、高齢者やその家族等が適切なサービス選択を行い、安心して介護保険外サービスを利用できる環境整備に資することを目的として策定されたもの。
・あわせて、本ガイドラインを基準とした認証制度「100年人生サポート認証」を、2025年7月を目途に開始予定であり、同協会の新規会員の受付を開始したと発表した。
・今後、業界のスタンダードとしての立ち位置を目指すと思われ、注目が必要と思われる。