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訪問介護の1件は、どんな順番で進むのか|岡崎の登録ヘルパーの仕事

「介護の仕事」と聞いて、何をするのかが思い浮かぶ方は少ないように思います。

求人票には身体介護・生活援助と書いてあるのですが、それだけでは中身が見えません。
何をどこまで頼まれるのか分からないまま、応募を見送ってしまう方もいらっしゃいます。

とくに不安が大きいのは、お一人でお宅に上がる場面かと思います。
その場で判断を求められたらどうしよう、という心配はよく伺います。

この記事では、ヘルパーステーションLIFEの登録ヘルパーが、1件の訪問をどんな順番で進めているのかを書いてみます。

訪問の前に決まっていること

お宅に伺う前の段階で、やることはほぼ決まっています。

ケアプランにもとづいて手順書が用意されていますので、その日その場で内容を考えることはありません。
サービス提供責任者が組み立てたものを確認してから向かう形です。

確認しているのは、だいたい次のようなところです。

  • 訪問の時間と、そのお宅で行うサービスの区分(生活援助か身体介護か)
  • 手順書に書かれた進め方と、気をつけることの申し送り
  • 鍵の受け取り方や、玄関での声のかけ方
  • 前回の訪問からの変わったことの記録

初めて伺うお宅には、ひとりで行くことはありません。
先に同行して、流れをつかんでから単独の訪問に移っていただいています。

到着してからの進み方

到着したら、まずご本人の様子を見るところから始まります。

顔色、声の出方、前回と違うところがないか。
手を動かしながら気づいたことを覚えておく、という感覚に近いところがあります。

生活援助の訪問であれば、行うのは次のようなことです。

  • 掃除、ゴミ出し(ふだん使っているお部屋の範囲で)
  • 洗濯、干して取り込むところまで
  • 食事の準備と後片付け
  • 生活圏内のお店での日用品・食料品の買い物、処方薬の受け取り

身体介護の訪問では、内容が変わります。

  • 食事のお手伝いと見守り
  • 入浴、部分浴、清拭
  • トイレやポータブルトイレへの移動のお手伝い、おむつの交換
  • 着替え、体の向きを変えること、移乗のお手伝い

終わったら記録を残します。
決まった項目に沿って書く形ですので、文章を考え込む必要はありません。

頼まれても、その場で受けてはいけないこと

訪問介護には、制度としてできないことが決まっています。

ここを知らないまま善意で引き受けてしまうと、後で困ることになります。
最初に覚えていただくのは、次のあたりです。

  • ふだん使っていないお部屋の掃除、大掃除、窓やベランダの掃除
  • 草むしり、洗車、家具の移動、模様替え
  • ご本人以外のための調理や洗濯
  • お酒やタバコなどの嗜好品の買い物、生活圏の外での買い物
  • ペットのお世話、来客へのお茶出し
  • 医療行為にあたること(インスリン注射、たんの吸引、床ずれの処置、摘便など)

断る場面が出てくるのは、この線があるためです。
そのときは、ご自身で判断せずに事務所へ連絡していただければ大丈夫です。

同じ事務所に訪問看護もありますので、医療の話は看護側につなぐこともできます。
「これは自分の担当ではない」と言えることも、仕事のひとつだと考えています。

訪問が終わってから、次のお宅まで

移動はご自身のお車でお願いしています。

お宅とお宅をつなぐ動き方になるため、登録ヘルパーのご応募には自家用車をお持ちであることが条件です。
移動にかかる分は、次のように支給しています。

  • ガソリン代:ご自宅または利用者宅から利用者宅への移動として、1件につき150円
  • マイカー手当:月10,000円(使用が月10日に満たない場合は1日500円)
  • 通勤手当:限度額20,000円まで

訪問先は岡崎市が中心で、安城市・幸田町へ伺うこともあります。
ただ、登録ヘルパーの方には、ご自宅の近くや訪問しやすい場所をなるべく優先して担当していただいています。

この働き方で、時給はどうなるのか

登録ヘルパーの時給は1,300円から2,000円の範囲です。

経験年数ではなく、入るサービスと仕事のレベルで決まる組み立てにしています。
未経験の方も1,300円からのスタートですので、いきなり下の額から始まることはありません。

  • 生活援助:一般的な内容ができる段階で1,300円、難しいケースも任せられる段階で1,500円
  • 身体介護:同じ段階で1,600円と2,000円
  • 土曜・日曜・祝日は時給に100円をプラス
  • 早朝5:00〜7:59と夜間18:00〜21:59は25%増し、深夜22:00〜4:59は50%増し

資格をお持ちでない方には、介護職員初任者研修の受講料を会社が全額負担する制度があります。
当社で3か月間または300時間働いていただいた方に、その月の給料へ加算する形です。

よくあるご質問

Q. 1件だけの訪問でも登録できますか。
A. 週1日・1時間からで大丈夫です。扶養の範囲内で働きたい方、他のお仕事と掛け持ちされる方もいらっしゃいます。

Q. 家事は得意ではないのですが。
A. ふだんの暮らしの範囲の内容ですので、特別な腕前は求めていません。手順書に沿って進めていただく形です。

Q. その場で判断できるか不安です。
A. 迷ったら事務所に電話していただく前提で動いています。ひとりで抱えていただかなくて大丈夫です。

まずは話を聞くだけでも大丈夫です

応募を決めてからでないと連絡しづらい、と感じる方が多いように思います。

ご自宅の場所から担当できそうな範囲を確認するだけ、といったご相談でも構いません。
日時はご都合に合わせて調整しますので、気軽にご連絡いただければと思います。

ヘルパーステーションLIFE(岡崎市柱町2丁目5-1 鳥ビル2C)
お電話:0564-83-5156
公式LINE:https://lin.ee/zVffJ4b
募集要項:https://zaitakucareservice.lacrie.biz/recruit/

訪問看護とヘルパーは何が違う?岡崎で両方を使うときの分け方

「爪を切ってもらえますか」と、ヘルパーにお願いしたところ断られた。

そんなご経験をお持ちのご家族から、ときどきご相談をいただきます。
冷たくされたように感じて、気持ちがしぼんでしまう方もいらっしゃいます。

けれども多くの場合、これは断りたくて断っているのではありません。
制度の上で、誰がどこまでできるかの線が決まっているためです。

私たちは岡崎市で訪問看護をしていますが、同じ事務所に訪問介護もあります。
この記事では、看護師とヘルパーで何が違い、どう組み合わせると暮らしが回りやすいかを整理してみます。

いちばん大きな違いは、医療的なケアを担えるかどうか

訪問看護は、主治医の指示にもとづいて行う医療サービスです。

看護師が伺い、体調の確認や必要な処置を行います。
点滴の管理、吸引、カテーテルの管理、床ずれの手当てなどがここに入ります。

一方の訪問介護は、暮らしを支えるためのサービスです。
ヘルパーが伺い、食事や入浴、掃除や買い物などをお手伝いします。

ヘルパーは医療行為を行うことができません。
これは事業所の方針ではなく、制度としてそう決まっているところです。

ヘルパーに頼めること、頼めないこと

境目が分かりにくいのは、医療に近い身の回りのことかと思います。

たとえば爪切りは、ヘルパーが行える場合があります。
ただ、爪や周りの皮膚に炎症があるときや、持病のために専門的な管理が必要なときは、ヘルパーの範囲から外れます。

同じような線引きが、ほかの場面にもあります。

  • 一包化された薬を飲むお手伝いはできるが、1回分を袋から取り出してセットする管理はできない
  • 電子体温計や自動血圧計での測定はできるが、水銀の血圧計では測れない
  • 軽い切り傷の汚れたガーゼの交換はできるが、床ずれの処置はできない
  • インスリン注射の見守りはできるが、注射そのものはできない

この「できない」側に入るところは、看護師が担う部分になります。
ですので、断られたときは「看護に相談する話かもしれない」と受け取っていただけると近道です。

両方を使う場合、どう組み立てるのか

実際のご家庭では、どちらか一方だけで足りることは多くありません。

看護師が体調と処置を見る日と、ヘルパーが生活を支える日を分けて組む。
こうした組み方をされているご家庭があります。

組み立てるときに考えるのは、だいたい次のようなところです。

  • いま困っていることが、体調のことか暮らしのことか
  • ご家族が担っている部分のうち、どこがいちばん重いか
  • 朝と夕方のどちらに手が足りていないか
  • 介護保険の枠を、どこに厚く使いたいか

回数や時間は、はじめに決めきらなくても構いません。
やってみて合わないところは、ケアマネジャーを通して組み替えていければと思います。

看護と介護で、気づいたことをどう共有しているか

訪問看護ステーションアップと、訪問介護のヘルパーステーションLIFEは同じ事務所にあります。

とはいえスタッフは直行直帰で動いていますので、顔を合わせる機会は多くありません。
代わりに、LINE WORKSで日々やりとりをしています。

ヘルパーが「食欲が落ちているかもしれない」と感じたら、その場で連絡を入れる。
看護師が次の訪問で確かめる。こうした動きが、その日のうちにできる形になっています。

もちろん、別々の事業所でも連絡は取り合います。
ただ、同じ事業所の中だと一手間が少なくなる場面はあるように感じています。

どちらが必要かの判断は、誰に聞けばいいのか

ご家族だけで判断しようとすると、かなり難しい話になります。

聞く先としては、次のいずれかが動きやすいかと思います。

  • 担当のケアマネジャーがいれば、まずはその方
  • 入院中であれば、病院の地域連携室・相談室
  • 介護保険をまだ使っていなければ、お住まいの地域包括支援センター
  • 事業所に直接お電話いただく形でも構いません

私たちにご連絡いただいた場合も、まずはどちらの話なのかの整理からお手伝いします。
お申し込みではなく、確認だけのお電話でも大丈夫です。

よくあるご質問

Q. 訪問看護とヘルパーを同じ日に使えますか。
A. 同じ日に入ることもあります。時間が重ならないように調整しますので、ご希望があればお伝えください。

Q. ヘルパーに断られたことを、看護師にお願いすれば必ずできますか。
A. 主治医の指示や状態によって変わりますので、必ずとは申し上げられません。まずは内容を伺って確認させてください。

Q. 看護師が来る日を増やしたいのですが。
A. 保険の種類や指示の内容で上限が変わります。回数の考え方から一緒に整理させていただければと思います。

ご相談先

訪問看護ステーションアップは、愛知県岡崎市で訪問看護を行っています。
ご利用のご相談、退院前のご相談は、お電話でお気軽にどうぞ。

お電話:0564-64-1372
公式LINE:https://lin.ee/9gwJL5W

訪問介護(ヘルパーステーションLIFE)のご相談は 0564-83-5156 で承ります。
岡崎市が中心で、安城市・幸田町へお伺いすることもあります。

看護師として働くことに関心をお持ちの方へ

病棟から在宅へ移ることを考えている看護師さんが読んでくださっているかもしれません。

当ステーションの看護師の募集は常時ではなく、空きが出たタイミングでのご案内になります。
タイミングが合わないときもありますが、お話だけなら歓迎ですので、気軽にご連絡いただければと思います。

募集要項:https://zaitakucareservice.lacrie.biz/recruit/
お電話:0564-64-1372