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親の食が細くなってきたら|訪問看護で一緒に見ていく、食事と体重のこと

「最近ごはん、ちゃんと食べてる?」と聞くと、「食べてるよ」と返ってくる。
でも冷蔵庫を開けると、買っておいたおかずがそのまま残っている。

久しぶりに会った親の手首が、前より細く見えた。
そんな小さな違和感から、ご相談をいただくことがあります。

私たちも最初は、どこから聞けばいいのか迷いました。
この記事では、食が細くなってきたときに訪問看護で手伝えることを書いてみます。

「食べてるよ」の中身を、少しだけ確かめてみます

本人が「食べている」と言うとき、うそをついているわけではありません。
朝はパンをひと口、昼はお茶だけ、ということもあります。

量や回数は、本人も気づきにくいものです。
責めずに様子を知るには、記録や体重のほうが頼りになると感じています。

こんな様子があれば、相談のきっかけにしてみてください

  • 冷蔵庫の食材や作り置きが、なかなか減らない
  • ズボンのウエストがゆるくなった、指輪が回る
  • 食事に時間がかかる、途中でむせることがある
  • 好きだったものを「いらない」と言うようになった
  • 入れ歯が合わず、やわらかい物ばかり選んでいる

どれか1つでも当てはまれば、早めに話題にしてみてもいいと思います。
理由は、口の中、体調、気持ち、買い物の大変さなど、人によって違います。

訪問看護では、こんなところを一緒に見ていきます

訪問看護は、主治医の指示書にもとづいてご自宅に伺うサービスです。
食事のことも、その方の状態に合わせて相談しながら進めます。

  • 体重や血圧、むくみなど、体の様子の確認
  • 食事の量や水分のとり方を、ご本人・ご家族と一緒に振り返る
  • 飲み込みにくそうな様子がないか、食べる姿勢や食事の形を一緒に考える
  • 口の中や入れ歯の様子を見て、気になれば歯科への相談をすすめる
  • 気になる変化を、主治医やケアマネジャーに伝える

「これをすれば必ず食べられるようになる」とは言えません。
それでも、変化に早く気づける人が増えると、打てる手も増えると感じています。

ご家族にお願いしたいのは、小さなメモです

離れて暮らしていると、毎日の食事を見ることはできません。
電話や帰省のときに分かったことを、少しメモしておいていただけると助かります。

  • 何を、どのくらい食べたか(「半分くらい」で十分です)
  • 体重を量れたら、その日付と数字
  • むせた、飲み込みにくそうだった、などの様子

看護師が伺ったときにこのメモがあると、話が早く進みます。
きちんとした記録でなくて大丈夫です。

急な変化は、まず主治医へ

急に食べられなくなった、ぐったりしている、というときは様子を見すぎないでください。
まずはかかりつけの主治医に相談していただくと安心です。

食事の支度は、ヘルパーと分けて考えることもできます

買い物や調理が負担になって、食事が減っている場合もあります。
同じ事務所には、訪問介護のヘルパーステーションLIFEがあります。

体の様子は看護師が、買い物や調理の手伝いはヘルパーが。
ケアマネジャーと相談しながら、分けて使う方法もあります。

まずは、気になっていることを1つ教えてください

「これくらいで相談していいのかな」と迷う段階でも構いません。
介護保険か医療保険か、分からないままでも大丈夫です。

次の帰省のとき、冷蔵庫と体重計を少しだけ見てみませんか。
気になることがあれば、お電話か公式LINEでご連絡ください。

訪問看護ステーションアップ
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