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月別アーカイブ: 2023年12月

パーキンソン病患者向け運動機能評価システムの試験運用開始

・全国でパーキンソン病専門施設「PDハウス」を運営する株式会社サンウェルズと慶應義塾大学医学部発ベンチャーの株式会社ALAN、パーキンソン病患者向け運動機能評価システムを開発、サンウェルズのパーキンソン病専門施設「PDハウス」での試験運用を開始した。
運動機能評価システムは、パーキンソン病特有の運動症状評価に特化したAIを搭載した運動機能評価システムで、運動症状を数値化・グラフ化することにより、パーキンソン病の運動機能における進行度合いを簡便に可視化することが可能に。これにより、リハビリ成果の確認ができ、治療・ケアリハビリの質が向上するとしている。

ヒートショックに注意

最近、10年に一度レベルの寒波到来で急に冷え込み、入浴時のヒートショックが懸念されます。
ヒートショックを防ぐためには、入浴前に脱衣場や浴室を温め、部屋ごとの温度差をなくすことが何よりのリスクマネジメントになります。
安全に入浴できるよう、適切な福祉用具を整えてくださいicon_exclaim.gif

 

 

先日は会社の食事会があり、美味しい料理を食べながら終始和やかで楽しい食事会となりました。
今年は新たに訪問看護部門、ヘルパーステーション部門の立ち上げもあったため各部署が慌ただしい日々を送っていましたが、無事に今年も残すところあとわずかになりました。
来年に向けてスタッフ一同全力で頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

対話AI搭載型ロボットでケアマネジャーの面談業務の負荷軽減

・KDDI株式会社、シャープ株式会社、株式会社日本総合研究所、株式会社やさしい手は2023年11月17日から2023年12月18日まで、シャープのコミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」に対話AIシステム「MICSUS(ミクサス)」を搭載した、対話AI搭載型ロボットを活用した介護サービスの実証を実施。
・本実証では、自宅や「やさしい手」のサービス付き高齢者向け住宅で暮らす高齢者の居室に本ロボットを設置。対話AIを活用し、ケアマネジャーの業務である高齢者の健康状態確認のほか、雑談を通じた日常の関心情報を収集する。
・本ロボットによるケアマネジャーなどの業務負荷軽減や高齢者と家族とのコミュニケーションの活性化への効果を検証するとしている。

介護・医療従事者の賃上げ、来年度の報酬改定でも追加的な施策を検討

・政府は31日、有識者らでつくる全世代型社会保障構築会議を開催し、社会保障制度の改革や少子化対策の財源確保に向けた歳出削減の在り方に関し、経団連や連合、全国知事会などからヒアリングを実施した。
・ヒアリングで意見陳述を行った全国市長会は、地域では介護や医療の従事者の人材不足が深刻だと訴え、確保策を議論するよう要請。
・日本商工会議所は一定以上の所得がある医療・介護保険利用者の負担割合引上げと、介護ケアマネジメントへの利用者負担の導入検討を求めた。
・会議は今後も議論を重ね、歳出削減の工程表を年末までに策定する予定。

来年度の介護報酬改定へ向けた、各サービスの検討が始まる

・厚生労働省は6日に介護給付費分科会を開催。各サービスの方針検討の第3弾として、訪問介護や訪問看護、居宅介護支援を取り上げた。
・居宅介護支援については入院時情報連携加算の要件を、今までは最大7日以内の情報提供に関して評価していたところを、最大3日以内の情報提供に関して評価するよう見直す案が出された他、特定事業所加算の要件を具体化、一方で特定事業所集中減算は要件として残すことが提案された。
・さらに、ケアプランの受け持ち件数を、現状の39件から44件に拡大、併せて逓減制の緩和要件も45件からとすることが提案された。