「訪問看護をお願いしたいのですが、何から始めればいいですか」
訪問看護を考え始めたとき、多くの方が最初に迷うところです。
ケアマネジャーさんに言えばいいのか、病院に頼むのか。
それとも、こちらから直接電話していいものなのか。
迷っているうちに、退院や体調の変化が近づいてくることもあります。
この記事では、相談してから初めての訪問までの流れを、順番に書いてみます。
最初の相談先は、どこからでも構いません
訪問看護の入り口は、大きく分けて3つあります。
- 担当のケアマネジャーさん(介護保険の認定を受けている方)
- 入院中なら、病院の相談員さん(医療ソーシャルワーカー)
- 訪問看護ステーションに、ご家族から直接
どこから始めても、最後は同じところにたどり着きます。
「ここに先に言わないといけない」という決まりはありません。
いちばん話しやすいところに、まず声をかけてみてください。
そこから先の連絡は、関係する人たちの間でつないでいきます。
訪問看護には、主治医の「指示書」が必要です
訪問看護は、主治医が書く「訪問看護指示書」をもとに行います。
どんな看護をするかを、お医者さんが書面で示したものです。
この書類がないと、訪問看護は始められません。
ただ、ご家族が病院へ取りに行く必要があるわけではありません。
多くの場合、訪問看護ステーションから主治医へお願いします。
ご家族には、主治医の名前と病院名を教えていただければ十分です。
介護保険を使う方は、ケアマネジャーさんがケアプランに訪問看護を入れます。
回数や曜日は、ほかのサービスと合わせてこの中で決めていきます。
初めての訪問の日に、手元にあると話が早いもの
初回の訪問では、契約のご説明と、今の様子の聞き取りをします。
そのとき、次のものが手元にあると確認がスムーズです。
- 健康保険の資格が分かるもの(保険証、またはマイナ保険証と資格確認書など)
- 介護保険の被保険者証と負担割合証(認定を受けている方)
- お薬手帳、または今飲んでいるお薬そのもの
- 退院時にもらった書類(入院していた方)
- 各種の医療証(お持ちの方)
全部そろっていなくても、あわてなくて大丈夫です。
見つからないものは、分かった時点で見せていただければ進められます。
お薬は「袋ごと」出していただくのがいちばんです
飲んでいる薬を、ご家族が全部覚えている必要はありません。
袋や箱のまま出していただければ、こちらで一緒に確認します。
市販薬やサプリメントも、あれば並べておいてください。
飲み合わせを確かめるときの手がかりになります。
契約の日は、こんなことをお話しします
初回はおおむね、次のような順番で進みます。
- サービスの内容と料金、連絡方法のご説明(重要事項説明)
- 体の様子と、ふだんの暮らしぶりの聞き取り
- 訪問する曜日と時間帯のご相談
そのあと、私たちが「訪問看護計画」をつくります。
何を目標に、どんな看護をするのかをまとめたものです。
計画は一度決めたら終わりではありません。
体調や暮らしが変われば、そのつど見直していきます。
聞きたいことは、メモにして置いておきましょう
初めての日は、説明を聞くだけで精一杯になりがちです。
あとから「あれを聞けばよかった」と思い出す方も少なくありません。
たとえば、こんなことをメモしておくと安心です。
- 家族が仕事でいない日にも、来てもらえるのか
- お風呂はどうするのか、誰が手伝うのか
- 1か月でどれくらいの費用になりそうか
- 体調が変わったとき、まずどこに電話すればいいのか
メモを渡していただくだけでも構いません。
その場で答えられないことは、確認してからお返事します。
まずは「使えるかどうか」の確認から
「まだ頼むかどうか決めていない」という段階でも、ご相談いただけます。
使える保険や、主治医とのやりとりの見通しだけでも分かると、気持ちが少し楽になるかもしれません。
訪問看護ステーションアップは、岡崎市柱にあります。
同じ事業所に訪問介護のヘルパーステーションLIFEもあり、看護と介護の組み合わせも一緒に考えられます。
ケアマネジャーさんや、病院の相談員さんからのご連絡も歓迎です。
まずは、主治医の名前と病院名をメモするところから始めてみませんか。
訪問看護ステーションアップ
〒444-0837 愛知県岡崎市柱2-5-1 鳥ビル2C
お電話:0564-64-1372
公式LINE:@613dcrbx
※この記事は2026年9月時点の制度をもとに書いています。手続きの細かな順番は、主治医や病院によって変わることがあります。