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訪問看護とヘルパーは何が違う?岡崎で両方を使うときの分け方

「爪を切ってもらえますか」と、ヘルパーにお願いしたところ断られた。

そんなご経験をお持ちのご家族から、ときどきご相談をいただきます。
冷たくされたように感じて、気持ちがしぼんでしまう方もいらっしゃいます。

けれども多くの場合、これは断りたくて断っているのではありません。
制度の上で、誰がどこまでできるかの線が決まっているためです。

私たちは岡崎市で訪問看護をしていますが、同じ事務所に訪問介護もあります。
この記事では、看護師とヘルパーで何が違い、どう組み合わせると暮らしが回りやすいかを整理してみます。

いちばん大きな違いは、医療的なケアを担えるかどうか

訪問看護は、主治医の指示にもとづいて行う医療サービスです。

看護師が伺い、体調の確認や必要な処置を行います。
点滴の管理、吸引、カテーテルの管理、床ずれの手当てなどがここに入ります。

一方の訪問介護は、暮らしを支えるためのサービスです。
ヘルパーが伺い、食事や入浴、掃除や買い物などをお手伝いします。

ヘルパーは医療行為を行うことができません。
これは事業所の方針ではなく、制度としてそう決まっているところです。

ヘルパーに頼めること、頼めないこと

境目が分かりにくいのは、医療に近い身の回りのことかと思います。

たとえば爪切りは、ヘルパーが行える場合があります。
ただ、爪や周りの皮膚に炎症があるときや、持病のために専門的な管理が必要なときは、ヘルパーの範囲から外れます。

同じような線引きが、ほかの場面にもあります。

  • 一包化された薬を飲むお手伝いはできるが、1回分を袋から取り出してセットする管理はできない
  • 電子体温計や自動血圧計での測定はできるが、水銀の血圧計では測れない
  • 軽い切り傷の汚れたガーゼの交換はできるが、床ずれの処置はできない
  • インスリン注射の見守りはできるが、注射そのものはできない

この「できない」側に入るところは、看護師が担う部分になります。
ですので、断られたときは「看護に相談する話かもしれない」と受け取っていただけると近道です。

両方を使う場合、どう組み立てるのか

実際のご家庭では、どちらか一方だけで足りることは多くありません。

看護師が体調と処置を見る日と、ヘルパーが生活を支える日を分けて組む。
こうした組み方をされているご家庭があります。

組み立てるときに考えるのは、だいたい次のようなところです。

  • いま困っていることが、体調のことか暮らしのことか
  • ご家族が担っている部分のうち、どこがいちばん重いか
  • 朝と夕方のどちらに手が足りていないか
  • 介護保険の枠を、どこに厚く使いたいか

回数や時間は、はじめに決めきらなくても構いません。
やってみて合わないところは、ケアマネジャーを通して組み替えていければと思います。

看護と介護で、気づいたことをどう共有しているか

訪問看護ステーションアップと、訪問介護のヘルパーステーションLIFEは同じ事務所にあります。

とはいえスタッフは直行直帰で動いていますので、顔を合わせる機会は多くありません。
代わりに、LINE WORKSで日々やりとりをしています。

ヘルパーが「食欲が落ちているかもしれない」と感じたら、その場で連絡を入れる。
看護師が次の訪問で確かめる。こうした動きが、その日のうちにできる形になっています。

もちろん、別々の事業所でも連絡は取り合います。
ただ、同じ事業所の中だと一手間が少なくなる場面はあるように感じています。

どちらが必要かの判断は、誰に聞けばいいのか

ご家族だけで判断しようとすると、かなり難しい話になります。

聞く先としては、次のいずれかが動きやすいかと思います。

  • 担当のケアマネジャーがいれば、まずはその方
  • 入院中であれば、病院の地域連携室・相談室
  • 介護保険をまだ使っていなければ、お住まいの地域包括支援センター
  • 事業所に直接お電話いただく形でも構いません

私たちにご連絡いただいた場合も、まずはどちらの話なのかの整理からお手伝いします。
お申し込みではなく、確認だけのお電話でも大丈夫です。

よくあるご質問

Q. 訪問看護とヘルパーを同じ日に使えますか。
A. 同じ日に入ることもあります。時間が重ならないように調整しますので、ご希望があればお伝えください。

Q. ヘルパーに断られたことを、看護師にお願いすれば必ずできますか。
A. 主治医の指示や状態によって変わりますので、必ずとは申し上げられません。まずは内容を伺って確認させてください。

Q. 看護師が来る日を増やしたいのですが。
A. 保険の種類や指示の内容で上限が変わります。回数の考え方から一緒に整理させていただければと思います。

ご相談先

訪問看護ステーションアップは、愛知県岡崎市で訪問看護を行っています。
ご利用のご相談、退院前のご相談は、お電話でお気軽にどうぞ。

お電話:0564-64-1372
公式LINE:https://lin.ee/9gwJL5W

訪問介護(ヘルパーステーションLIFE)のご相談は 0564-83-5156 で承ります。
岡崎市が中心で、安城市・幸田町へお伺いすることもあります。

看護師として働くことに関心をお持ちの方へ

病棟から在宅へ移ることを考えている看護師さんが読んでくださっているかもしれません。

当ステーションの看護師の募集は常時ではなく、空きが出たタイミングでのご案内になります。
タイミングが合わないときもありますが、お話だけなら歓迎ですので、気軽にご連絡いただければと思います。

募集要項:https://zaitakucareservice.lacrie.biz/recruit/
お電話:0564-64-1372