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寒くなって、親がお風呂をいやがるようになったら|訪問看護で手伝える入浴のこと

「寒いから、今日はいい」。
秋が深まると、お風呂に入らない日が増えたというご相談をいただきます。

なんとか入ってもらおうとして、言い合いになってしまった。
そんなお話も、めずらしくありません。

入らない理由は、面倒くさいだけとは限らないように感じています。
この記事では、寒い時期のお風呂で訪問看護が手伝えることを書いてみます。

お風呂をいやがるのには、理由があることが多いです

脱衣所や浴室が寒い、服を脱いだり着たりするのがおっくう。
浴槽をまたぐときにふらつくのが、こわくなってきた。

湯上がりにどっと疲れて、しばらく動けない。
本人が言葉にしないまま、お風呂を避けていることもあります。

「なんで入らないの」と聞くより、「何が大変?」と聞いてみる。
それだけで、話してくれることが増えるかもしれません。

こんな様子があれば、相談のきっかけにしてみてください

  • 浴槽をまたぐとき、壁や手すりにつかまっている
  • 入浴のあと、ぐったり横になることが増えた
  • お風呂に入る回数が、前より目に見えて減った
  • 背中やすねに、かゆみや乾燥が目立つ
  • 着替えの洗濯物が、あまり出なくなった

どれか1つでも当てはまれば、早めに話題にしてみてもいいと思います。
寒い時期の入浴は、体に負担がかかりやすいとも言われています。

訪問看護では、こんなところを一緒に見ていきます

訪問看護は、主治医の指示書にもとづいてご自宅に伺うサービスです。
入浴のお手伝いも、その方の体の状態に合わせて相談しながら進めます。

  • 入浴の前に、血圧や体温、顔色など体の様子を確かめる
  • その日の様子を見て、入浴にするか体をふくだけにするかを一緒に決める
  • 浴槽の出入りや洗髪など、ひとりでは不安なところを手伝う
  • 湯上がりの肌の様子を見て、保湿などのケアを一緒に考える
  • 手すりや入浴用のいすなど、道具の相談をケアマネジャーにつなぐ

看護師が伺えば、お風呂の不安がすべてなくなるとは言えません。
それでも、体の様子を見ながら「入れる日」を増やすお手伝いはできます。

寒い日は、ご家族の声かけでできる工夫もあります

毎日そばにいられなくても、できることはあります。
電話や帰省のときに、こんなことを話してみてください。

  • 入る前に、脱衣所と浴室を暖めておく
  • 食事のすぐあとや、お酒を飲んだあとは避ける
  • お湯を熱くしすぎず、長湯をしない
  • 入る前と出たあとに、家族へひと声かける

どれも小さなことなので、続けやすいものから試してみてください。
持病のある方は、入浴について一度主治医に聞いておくと安心です。

入れない日は、体をふくだけの日にしても構いません

毎日入らなければと思うと、本人もご家族も疲れてしまいます。
寒い日は、温かいタオルで体をふく日があってもいいと思います。

訪問看護でも、体調に合わせて体をふいたり、足だけ洗ったりします。
「入る日」と「ふく日」を、ご本人と一緒に決めていけたらうれしいです。

入浴の手伝いは、ヘルパーと分けて考えることもできます

同じ事務所には、訪問介護のヘルパーステーションLIFEがあります。
体の様子を見ながらの入浴は看護師が、日々のお手伝いはヘルパーが。

どちらが合うかは、体の状態や保険の使い方で変わります。
ケアマネジャーと相談しながら、分けて使う方法もあります。

まずは、気になっていることを1つ教えてください

「お風呂のことくらいで相談していいのかな」と迷う段階でも構いません。
介護保険か医療保険か、分からないままでも大丈夫です。

次に電話をするとき、「お風呂、寒くない?」と聞いてみませんか。
気になることがあれば、お電話か公式LINEでご連絡ください。

訪問看護ステーションアップ
〒444-0837 愛知県岡崎市柱2-5-1 鳥ビル2C
対応時間:9:00〜18:00
お電話:0564-64-1372
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