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通院がつらくなってきたら|訪問診療と訪問看護、何が違ってどこに頼むのか

「先生のところまで連れて行くのが、だんだん大変になってきて」
ご家族から、こんなお話を伺うことがあります。

車に乗せるまでに30分、待合室で1時間。
帰ってくると、ご本人もご家族もぐったりしている。

そろそろ家に来てもらえないかと調べ始めると、似た言葉が2つ出てきます。
「訪問診療」と「訪問看護」です。

名前は似ていますが、来る人も、できることも違います。
この記事では、その違いと頼み方を順番に書いてみます。

訪問診療はお医者さん、訪問看護は看護師が来ます

いちばん大きな違いは、ご自宅に来る人です。
訪問診療は医師が、訪問看護は看護師が伺います。

  • 訪問診療:医師が決まった日に訪問し、診察や薬の処方をします
  • 訪問看護:看護師が訪問し、体調の確認や医療的なケア、暮らしの相談をします

訪問診療は、通院の代わりになるものと考えると分かりやすいと思います。
診察、薬の処方、検査の指示などを、ご自宅で受ける形です。

訪問看護は、お医者さんの指示をもとに、暮らしの中で看護をするものです。
先生が来ない日のあいだも、様子を見ていく役割があります。

「往診」は、また別のものです

似た言葉に「往診」があります。
これは急に具合が悪くなったときに、頼まれて医師が伺うものです。

訪問診療は、あらかじめ計画を立てて定期的に伺うものです。
「何かあったら来てもらう」と「決まった日に来てもらう」の違いです。

訪問看護は、通院を続けながらでも使えます

「訪問看護を頼むなら、病院に通うのをやめないといけない」
そう思われている方もいらっしゃいます。

実際には、外来に通いながら訪問看護を使うこともできます。
通っている病院の先生に、指示書を書いていただく形です。

訪問看護では、たとえばこんなことをお手伝いします。

  • 血圧や体温、食事や睡眠の様子の確認
  • お薬がきちんと飲めているかの確認と、飲み方の工夫
  • 体を拭く、お風呂のお手伝いなど清潔のケア
  • 床ずれの予防や、医師の指示による処置
  • ご家族の介護の悩みや、不安の相談

何をどこまで行うかは、主治医の指示と、ご本人のご希望で決まります。
通院の負担をすぐにゼロにするものではありませんが、間の日を支える形です。

通院そのものが難しくなったら、訪問診療を考えます

歩くのがつらい、車いすでの移動に介助が要る。
そういう状態が続くようなら、訪問診療を検討する時期かもしれません。

訪問診療の先生が主治医になれば、訪問看護の指示書もそちらでお願いできます。
医師と看護師の両方が家に来る形で、組み合わせて使うこともできます。

訪問診療を頼むときの相談先

訪問診療は、どの医療機関でも行っているわけではありません。
相談先としては、次のようなところがあります。

  • いま通っている病院やクリニックの先生、相談窓口
  • 担当のケアマネジャーさん
  • お住まいの地域の地域包括支援センター

今の先生に言いにくい、と感じる方もいらっしゃると思います。
そのときは、ケアマネジャーさんに先に相談してみるのもひとつの方法です。

どちらを先に頼むか、迷ったときの考え方

私たちがご相談を受けるときは、次のように整理することが多いです。

  • 通院はまだできるけれど、家での様子が心配:まず訪問看護から
  • 通院そのものが難しくなってきた:訪問診療の相談から
  • 両方当てはまる:訪問診療と訪問看護を一緒に

どちらが正解ということはありません。
ご本人の体の状態と、ご家族の負担の大きさで変わってきます。

訪問看護から始めて、あとから訪問診療につなぐこともあります。
途中で組み合わせを変えることもできます。

迷っている段階でも、ご相談ください

「うちはどちらが合うのか分からない」という段階でも大丈夫です。
いま通っている病院と、困っていることを伺えれば、一緒に整理できます。

訪問看護ステーションアップは、岡崎市柱にあります。
同じ事業所にヘルパーステーションLIFEもあり、介護との組み合わせも考えられます。

まずは、通院でいちばん大変なのはどの場面か、書き出してみませんか。
それだけでも、相談先が見えやすくなると思います。

訪問看護ステーションアップ
〒444-0837 愛知県岡崎市柱2-5-1 鳥ビル2C
お電話:0564-64-1372
公式LINE:@613dcrbx

※この記事は2026年10月時点の一般的な仕組みをもとに書いています。利用できる内容や保険の扱いは、ご本人の状態や医療機関によって変わります。