・厚生労働省は28日に、2023年度の「介護保険事業状況報告(年報)」を公表、要介護・要支援の認定者数が初めて700万人を突破したことが判明した。
・認定者数は708万人。前年度の694万人から14万人増加で、過去最多を更新した。
・また、65歳以上の高齢者に占める認定者の割合も19.4%に達し、前年度の19.0%から0.4ポイント上昇して過去最高となり、日本における高齢化が急速に進んでいることを示している。
・2025年は、いわゆる団塊の世代が全て75歳になる年で、超高齢化社会がさらに進むことで起こる経済や社会全般にわたる様々な社会問題から「2025年問題」とされている。