・厚生労働省は22日に介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会を開催、介護福祉士の国家試験のルールを来年度から見直し、複数科目ごとに合否を判定する「パート合格」を新たに導入するとした。
・国試をより受験しやすいように改め、人材の確保につなげることが目的で、ルールの弾力化で負担を軽くし、挑戦しようという人の背中を押す狙いがある。
・今回のパート合格制度については、国家試験の科目を3つに分ける案を検討、初回に全てを受験してもらい、次回以降は不合格のパートのみ受験すればいい形とすることを想定している。
・1年ごとに1パートずつ合格していけば、3年で資格を取得できる仕組みとし、今夏にも方針を固める。