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訪問介護事業者の倒産が過去最高に。人員不足・物価高騰のダブルパンチ

・株式会社東京商工リサーチは15日に2023年1月から8月の「訪問介護事業者」の倒産動向調査を発表。
・2023年1月から8月の倒産は44件(前年同期30件)と、前年同期の約1.5倍に達し、さらに過去最高だった2020年の42件よりも増加し、過去最多を更新した。
・人材の獲得競争の激化とヘルパー不足の深刻化、さらに燃料代や介護用品の値上げなどが大きな原因で、44件のうちコロナ倒産は17件(2022年同期4件)、人手不足倒産は9件(同1件)で、それぞれ大幅に増加した。
・同社では倒産増が目立つのは訪問介護事業者のみで、今後も原因解消の見込みがなく、倒産が増加すると見ている。