・政府は29日に2024年度の補正予算案を閣議決定、介護職員の賃上げ、職場環境の改善に向けた補助金を新たに支給する方針を出した。・常勤の介護職員1人あたり、約5万4千円規模となり、予算財源として806億円を計上。・支給対象となるのは、今年度の介護報酬改定で一本化された、処遇改善加算を取得している事業所・施設となり、使途は事業者の裁量に委ねられる。・支給要件として、介護現場の業務の棚卸し、効率化に向けた課題の見える化などに取り組み、職員の負担軽減の方策を立案することとなっている。