天気が悪いと、体がだるくなりませんか?
それは、原因の一つに、「気圧」が関係しているからです
雨の日は、気圧が下がっている状態になります
そうすると、外気から、体が受ける圧力が弱まり、血管が拡張しやすくなります
そして、血管を押す力が弱くなり、結果的に血圧が下がってしまいます
・めまい
・動悸、息切れ
・頭重
・ふらつき、立ちくらみ
・意欲の低下
・手足の冷え
などが挙げられます
私たちアップのスタッフが訪問する際は、天気の状態から利用者様の体調も考慮しています
持病により血圧の薬を朝食後に飲まれている方や、血圧の変動がある方は特に注意が必要です
また、入浴介助のケアがある方には、より一層観察が重要になってきます
実際に担当させていただいている利用者様に、血圧の変動がみられる方がいらっしゃいます
こういう場合は、内服の時間や生活パターンを配慮し、訪問入浴の時間を午後14時からの設定にしています
また、朝からこまめに水分を補給していただくようご本人様・ご家族様にもアドバイスしています
そして入浴介助の前に、コップ1杯の水分をとって頂き、移動や脱衣を開始します
入浴の最中も、近くに水分を用意しておき、こまめに水分をとっていただいています
これらの水分補給を行うことで、上がった体温を少しずつ下げることができ、血圧の急激な低下を防いでいます
脱水による水分補給も行うこともでき、いつもこまめな水分補給を意識して頂くことで、日頃から少しずつ体に負担をかけない生活を心がけることができます
梅雨のような雨が続く時期や、冬の寒い時期には、体に不調が出やすいため、広い視野を持って利用者様の健康を維持できるよう、これからも意識して看護にあたっていきます