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共食の大切さ

食事をする際、誰と食べていますか?

何を食べていますか?

 

 

今の日本は、核家族やライフスタイルの多様化により、食事をとる相手や時間がバラバラになりがちです

 

家族そろって食事をする団らんの機会の減少や、外食の回数の増加、テイクアウトや配達サービスの多様化による家での孤食も増えています

 

 

孤食により、「食べることが面倒くさい」「1食ぐらい抜いても大丈夫」と、食事に対して億劫になってしまいます

日々の積み重ねで、免疫力の低下を招いたり、拒食症などの摂食障害、健康障害を招いてしまう恐れもあります

 

 

また、一般的に子供から高齢者に至るまで、一人で食事をとる孤食の場合は、どうしても自分の食べたい食事を選んでしまい、栄養が偏りがちになってしまいます

 

他にも、会話をすることがなく、黙々と食事を摂取してしまうため、早食いになりがちです

早食いは、食欲のコントロールが間に合わず、食べ過ぎてしまい、将来的に肥満や生活習慣病にかかるリスクが高くなると考えられています

 

誰かと一緒に食事をすることで、会話を楽しみながらゆっくり噛み、栄養の整った食事を選択することで、身体的にも良い効果が得られます

 

 

 

共食とは、誰かと食事を一緒に取ることを指します

 

お子様がいるご家庭では、食事マナーや栄養バランスを考えて食べる習慣、食材や食文化を大事にする気持ちなどを伝え、学ぶ機会にもなります

 

他にも、朝食欠食が少なくなる、野菜や果物を取り入れた食事がとれる、食事や間食の時間が規則正しくなるなど、たくさんのメリットが挙げられます

 

 

なにより、家族や仲間と一緒に食べると、何よりもおいしく食べられますよね

コロナの拡大により、一時期は黙食も推奨されていました

オンライン会食やパーテーション越しの食事会など、孤食にならないよう工夫した食事体制もとられていましたね

 

 

まだまだ油断はできませんが、感染のリスクのない方は、友人や家族などと楽しく食事をとる機会を設けてみてください